2013年2月13日水曜日

2歳半のテツ

テツ 2歳と6ヶ月

最近のテツのこと

しゃべることがおもしろい
基本は兄ちゃんの真似だし、結構普通にしゃべれてきているんだけど
おやすみなさいは「おしゅみしゃい」
こんにちわは「こっちわ~」とか
微妙にいえてないところが、たまらない。
と思いきや大人くさいこともしゃべってきているのでおもしろい。
「だから、こうやったほうがいいって~」的なことも・・・(半分はまねだけど、きちんと使えているからびっくりする)
なんか、小さいくせに色々みていてわかってるんだな~って思わされるこの頃です。

それから、すぐ泣くようになった。
「おにいちゃんが、とったのー」
「おにいちゃんが、ダメなの~」
「テツがやりたかったの~」
こちらは、大体やりたかったことを先にやられたりケンカして負けたりしているときに言います。
たとえば、ストーブのスイッチを消すのを先に消されてしまったときとか。
お菓子の袋を自分で開けたかったのに、先に開けられてしまったときとか。
ま~多分、今は何でも自分でやりたい時期なんだろうと思います。

オムツはまだビックサイズでしています。
たまに、おまるにしたりトイレにしたり。
おしっこもうんちもトイレでできるけど、最近は誘っても行きたがらない。気が向いたときにだけいってる。
後は、ナオがテツについてきてもらってトイレに行ってる。テツは見てるだけ(怖いからついてきて欲しいナオ・・・)

好きな食べ物
おもち(きなこ)・あんこ入り饅頭・ふりかけ・かぼちゃ・魚全般・カレーライス・焼きそば・チョコレート・アイス・ジュース・あんぱんまんグミ・あんぱんまんカレー(レトルト)
お陰で今年はお正月のおもちの減りが早かった~

嫌いな食べ物
麺類(あんまり食べない)・ピーマン・最近は野菜もあんまり・・・でもすごーい!!っておだてると食べるときもあり。
基本的には、野菜とかあんまり食べれないみたい。後、麺類も苦手な感じ。やきそばは好きみたいだけど。
ナオほど偏食ではない。

自分でご飯は食べるし、エジソンのお箸も上手に使って食べている。

そして、やっぱりまだまだあんぱんまんが大好き。
最近は絵も上達してきていて
あんぱんまんを始め、バイキンマン・しょくぱんまん
最近はクリームパンダ・あんぱんまん号・メロンパンナも練習しています。
鉛筆でも濃く書けるようになってきました。
絵とか描くのが好きみたい。
数字とかも書くまねして練習してる。






















兄弟げんかも負けていません。
最近はやられたらやり返しているテツです。
義母は見てられないといつもいいます。
いつか大怪我するんじゃないかと・・・
最近は、ナオの方が
「おかあちゃ~ん!テツがいじわるする~」
なんていってます(笑)
弟強し。

お兄ちゃん効果絶大で、お兄ちゃんがやっていることは自分もできると思っているので、できるようになるのが何でも早い。
やっぱり上に兄弟いる子はそうなるんだな~って納得してます。

今のところ確実にナオよりも病院にかかっている回数も少なく元気に育っているテツです。





2013年2月6日水曜日

精索捻転症(入院生活編)

入院生活は、結果的に3泊4日でした。
意外と早く退院できたのは良かったと思っています。
病院は季節がら(インフルエンザ流行)、本当に近い身内の人だけの面会しか許可されていなくて、18歳以下の子供は面会できませんでした。
2歳半になるテツは、お家でお留守番。
家には義父も義母もいるし、土日はさんだのでKCがお休みだったのでよかったけれど。

入院生活1日目
病院を受診し、手術をしその後入院。
ナオは手術後、痛み止めをしてもらっていたため最初は痛みはなかったけれど夕方とかは、痛みが出てきたのか動くのもやっと、横向いたりできないようでした。
手術したところに、きちんと血が流れるようにパイプで固定しているとのことだったので、それがあるせいでなのか、とにかく動くと痛がってました。(切ったのだから当たり前だろうけど)

トイレが大変で、おまたにガーゼをしていておしっこが出て、汚れたら看護師さんを呼ぶっていう約束をしていたのですが・・・
何されるかわからない恐怖からか?初めてのことだらけだからか?尿瓶を借りたけれど中々出ず・・・結構我慢をしていたようです。
寝た体制でおしっこを出すのが難しいのか、出すときにお腹に力がかかるからお腹が痛かったのか(男の看護師さんが一緒に考えてくれて)それでも何とか寝る前には出すことができました。(大量)

夜中は寝返りをうとうとすると痛がって何度も起きて「動けない~どーすればいいの~」って何度も言っていました。
変われるものなら変わってやりたいと切に思いました。

入院生活2日目
痛みはまだあるため、ベッドを起こしてご飯を食べたりしました。
偏食の野菜嫌いのナオなので出されたご飯は白飯だけ食べるという感じ。初日は軟飯だったので、これもNGでほとんど私が食べました(汗)その後普通のご飯にしてもらったら食べていました。(ふりかけかけて)

この日は朝から少し微熱がありました。(37・8℃くらい)
基本的には、ほとんどベットに寝ていましたが、少し体を起こせるようになっていました。
午後から先生の往診があって、そのときに、固定していたパイプを抜いてもらいました。
泣いていたけど、その後は痛みが少しなくなったようだったので座ったりできるようになってきました。
と思ったら(ベッドの上で)立てた~とか喜んでました。
トイレも立ってできるようになりました。

入院生活3日目
この日は病室を歩いていました。
後半はトイレもひとりでいけるようになっていました。
本をみたりテレビをみたり絵を書いたり。
そんな感じで時間を過ごしました。
テツに手紙を書いたりもしました。
もうだいぶ元気になってきたようでした。

入院生活4日目
この日は、もう歩いたり小走りしたりしていて病院内の売店に行ったり、図書室に行ったりしました。
元気すぎて、時間をもてあましていました。
先生の往診が午後4時頃でした。
「傷もきれいになってきてるから、帰ってもいいよ!」
といわれました。

午後5時~退院。

手術後の抜糸ですが、溶ける糸を使っているので2週間後に見せにいったときにまだ残っていたら切るといっていました。
それから傷の上に医療用のボンドを塗っているからお風呂も今日からOKとのことでした。
ただし、手術をして1週間くらいたたないとさすがに傷が綺麗になってきていても、子供でも、細胞が通常通りになっていないので、外で走り回ったりするのはNGとのことでした。
保育園も2週間後までお休みすることに決めました。

といわけで家に帰りました!

テツは比較的おりこうさんにしていたようです。
帰ったら、声のトーンが高くおしゃべりをしたり、顔がとっても笑顔たっぷりでした。
寝ていて途中で起きてしまったときに、1度泣いたと言っていました。そのほかは、ほとんど泣いたりはなかったようですが・・・
やっぱり寂しかったようで、退院して帰ってからも私の姿が見えないと追いかけてきて、いることを確認しています。
2階にいると、2階まで探しにきて「おかあちゃんここにいたの~」と言ったり
お風呂に入っていると、「お風呂はいってるの~」って言って見にきたり。
我慢していたんだな、って感じています。

帰ってきてから、二人の兄弟は仲良く遊んだり喧嘩したりしております。
元気が一番!
そして
睾丸の痛みを訴えてきたら即病院へ行く!
これを肝に銘じておきたいと思います。

2013年2月5日火曜日

精索捻転症

平成25年2月1日金曜日に、ナオは緊急手術をしました。
生まれて初めての、私もKCしたことのない手術をしました。

病名は「右精索捻転」(せいさくねんてん)

腹部と精巣をつなげる精索と呼ばれるひも状の部分がねじれる病気です。
簡単に言うと、おまたの右側(ナオの場合)の睾丸へ運ぶ血管がねじれてしまって血が通わなくなってしまうという病気です。
痛みを感じたり、腫れたりしてから6時間~8時間以内に手術をしてねじれを直してあげないと血液が回らなくて睾丸が壊死してしまうため、摘出しなくてはならなくなる病気。

原因は、外部からの刺激で起こることもあるけど、体の組織の中の不足や未発達的な?ことでもなりうる病気でもあるそうです。なので、原因は不明とされました。

月曜日
普通に保育園へ行く。
(次の日先生に聞いたら、この日小さな雪山で滑ったり転がったりなんどもなんども面白がってしていたという)
夜寝る前に、右側の股関節が「なんだか痛いんだよな~」と言っていた。
いつも寝る前になると色んなところが痛い(成長痛的な)って言うからそれかな~?みたいな感じで。朝起きても痛かったら、考えようってことで就寝。

火曜日
朝、やっぱり痛いっていう。
とりあえず、総合病院の「整形外科」へ
レントゲン。エコー。検査したが異常なし。
1週間後まだ痛むようなら、また来てといわれる。

水曜日
まだ、少し痛い気がするけど、保育園へ
痛みは前の日よりも引いたって言ってた。
しかしその夜、なんだか痛いのが「ここに(ちんちんのふくろのところ)なったみたい~」っと言う。

木曜日
保育園の先生へ、「痛みが股関節から睾丸へ移動したようです。要様子見」
と連絡帳に書いて保育園へ
この日の夜、結構前より痛がったのでみたら・・・赤っぽく腫れていました。
でも、もう眠いからといって寝ていました。
この時点で、「触ると痛いから触んないで!」って言ってました。

金曜日
朝いちで病院へ。とりあえず火曜日に行った総合病院の「小児科」へ
ちんちんを見てもらったら「泌尿器科」へまわされました。
そして、そこで触診して痛がる様子をみて、またエコーもうけて。
その間先生に「痛みはこんな感じ?ずーっとこんな感じ?」と何度も言われした。
ナオの痛みは
触るとイテテ。っていう感じ。
歩く時に若干ガニまたになる。というもの。
本来はもっと痛がるものだったのかもしれません。

エコーの後に先生から言われました。

「精巣から睾丸へ通っている血管などがある管がねじれている可能性があります。でも、どういう状況かはあけてみなけれえわかりません。そしてねじれていた場合、ねじれを直してあげなければ血液が行かないので睾丸がくさってしまいます。ねじれをなおしたとしてもまた血液が通るようになるには、ねじれてから6時間から8時間のうちになおしてあげなければならない。しかし、ナオの場合痛くなってから2日もたっている。時間の経過をみれば、とらなければならないかもしれない。とらなければ反対側の睾丸も同じ状況になってしまうので。それも了承の上で、手術したいと思いますがよろしいですか?」

お願いしますっていうしかありませんでした。
この後、上半身のレントゲンをとって、再度外来にいったら

「今から10分後に手術します」

かなり動揺しました。
手術なんてしたことなかったし、どんなことになるかもよくわからず。
でも、ただごとでないっていう感じと私の動揺を感じ取ったのか
ナオも「服を全部脱いで病衣に着替えてね~」って言う看護師さんの言葉に抵抗し
私に「ダッコ~」って離れなくなりました。
私も、ナオを励ましつつ、震える手で承諾書にサインをしました。看護師さんに「大丈夫?」とか言われながら・・・
それでもナオは私から離れず、泣いているので
「もう着替えはいいからお母さんと一緒に行きましょう」って言って抱っこしながら
手術室へ
初めて入る手術室
先生、看護師さん含めテレビでよくみる手術してる人たちの格好。
私も着なさいといってふわふわの上着と帽子をかぶされたけど、抱っこしているナオが泣きながら
何度も、投げ捨て・・・
「これをかぶらないと、おかあちゃん入っていけないんだよ」
「やらないと、治らないんだってよ」
とひたすら言いながら
「こちらへ」
と通されたベットで
「寝かせて~抑えててね」
といわれ抱っこした状態でベットに寝かせ麻酔科の先生がナオの口元に麻酔マスクをかぶせ。
泣き叫ぶナオが数秒後、目がうつろになり静かになっていきました。
「お母さん、ゆっくり手を離してみて~」
といわれ、そのまま入院予定の病室へ通されました。

そこから1時間半から2時間くらい
病室で、たくさん看護師さんに質問され書類を書き、何で痛いって言ったときにすぐに病院でみてもらわなかったのだろうと・・後悔して涙が出ました。

手術室から呼ばれたといって、看護師さんと一緒に言ってみると
もう泣き声が聞こえていました。
麻酔からの目覚めは、個人差があるらしくすぐに覚める子としばらくぼーっとしてて眠る子とかさまざまらしいですが、ナオはすぐに目覚めたらしいです。
泣きながらも目はうつろで泣きつかれた目は腫れていました。
麻酔科の先生に
「飲み物は1時間後、透明なものを飲ませて。飲食は2時間後」
と指示されました。
手術室から出る前に泌尿器科の先生に
「とりあえず、摘出しなくて済みました。詳しくはあとで」といわれました。
「おお~!!」と言って言葉が出ませんでした。
本当に本当に良かったです。

病室にナオと一緒に戻りました、戻った1時間の間ナオからの
「のどが渇いた~水のみたい~」コールの嵐
しゃべってるともっとのどが渇くのに・・・といいながら

KCも会社を早退してかけつけ、その後先生が説明してくれました。

・ねじりが緩かったため睾丸は壊死していなかった。
・腫れの原因は睾丸部分にある’もうちょう’のようなもの(特に役目は果たしていないがついてる物体)が悪さをして水がたまっていた。それを切り取った。と見せてくれた。(小さく赤いかたまりで少しだけ黒くなっていた)
・正常に血液が通るように固定用の管を入れている。後日様子をみてとる。

とのことでした。
摘出しなくてすんで本当によかったと先生も言ってくれました。
本当に五体満足でいれることというのはどんなにありがたいことなのかということが身にしみて感じました。

入院生活は次で。