2008年1月7日月曜日

私のお産

H19・12・2(日) 朝4:30~

今までとは、違うお腹の張りと痛みが襲う(11/28のフライングしたときのお腹の痛みとは確実に違った)

朝ごはんをつくり食べて病院に電話

もう少し様子を見て5分~7分間隔になったらまた連絡して、とのこと。

9:00~

陣痛間隔は10分~5分。でも不規則なのでもうしばらく様子をみることに。

11:00~

陣痛間隔は5分~7分。もう一度病院に連絡をして入院準備をして病院に向かった。

12:00~病院到着。

内診。子宮口1~2cm。でもかなりやわらかくなってきているとのこと。

入院手続きをして、陣痛室に入れてもらった。

陣痛と戦った。KCがついていてくれて、腰をさすってくれた。

痛くなるたびにナースコールをしてしまった。

大体それが2時間毎。そのたびに子宮口は1cmづつ開いていった。


21:00~

子宮口10cm。分娩室へ移動。

順調の様に思えたが・・・ここからが長かった・・・

(今思うと、ナースコールを頻繁に鳴らしてしまったから、うざがられたのかな?)

(だから、ナースコールのできない分娩室へ???)

ベットにバスタオル一枚。

長めの病衣を借りていたが、下がガラ開き。

KCは立ち合う予定ではないということで、そのまま陣痛室に残っていた。

そんななか、たまに看護師さんが腰をさすってくれたけど、いそがしそうで・・・

なにしろ、分娩室を半分にした反対側では、お産をしている最中だった・・・。

とにかく痛い、腰の痛さもピークになりそれでも、陣痛は定期的にやってくる

ほどなく、ぽん!っと音がして破水した。

ベットがびしょびしょになった。

そのあと、ビニールのようなシーツを敷いて、またまた陣痛との戦い

たまに、助産師さんがきて、子宮の中に刺激を与えられて・・

それがまた痛いのなんの・・・

次は、私か・・・と心の準備をしていたが・・・

赤ちゃんの頭が、降りてきていないとのこと。

H19・12.3(月)

それが原因で、とうとう12月3日になってしまった・・・

時間ばかりが過ぎてゆく・・・

その間は、陣痛で寝れるわけでもなく食欲もなく、飲むものもなくなってしまった・・・

長い間、痛みと戦ったせいで陣痛がくるとおしりの穴でいきんでしまうようになっていた。

KCは朝の5時まで陣痛室で待っていてくれた。

でも、月曜で仕事もあるだろうからといって家に帰した・・・。

(夜中はたまに助産師さんがきたけど、ほとんど分娩室に私一人ぼっちだった・・・痛い上に、ものすごく寂しいし、寒いし・・・辛さ倍だった・・)

AM6:30~

分娩室の反対側にベットごと移動。

とうとう、産めるんだ!っと思ったら・・・今まで私がいたところで他の人のお産が始まってしまった・・・

「嘘でしょ?」って思った・・・ものすごく切なかった・・・

寒気がしてきた・・寒いと伝えたらやっと毛布をかけてくれた・・・

それでも寒くて2枚毛布をかけてもらった。。。

体力も限界になってきた。意識がもうろうとしている。

(もう、産むの今日は無理!って思った。できることなら明日にしたいと思った。できることなら・・・)

7:30~

やっと、私のお産をする時がやってきた。

担当してくれる助産師さんがやってきた。

はじめからこの、助産師さんに面倒みてもらいたかった。

というくらい、色々と気を使ってくれるし、陣痛きたときの呼吸法を一緒にしてくれた。

今までの助産師さんは、そんなことひとつも教えてくれなかったー!!

実際に、本で読んではいても本番ではできないものだと思った。

寒気がすることを伝えたら、熱を測ってくれた。

「39・9度」

寒いわけだ・・・

熱が出たため、それようの点滴を打った。

それと、もう限界がきてるのでと、陣痛を強める点滴も打った。

待つこと30分~1時間。

やっと、先生がやってきた。

先生が言った

「だいぶ体力も落ちてきてるだろうから、吸引してこちらも、お産に手伝うから!でも、あくまでも手伝いだからね、ほとんどはお母さんの力だけど」

心強い!!助かる!!

心の底からそう思った。

さぁ、始まった!

まずは、赤ちゃんの頭に吸盤をセットした。

さあ、いきんで!!といわれて、助産師さんに教わったとおりに力をこめていきんだ。

思いっきり息を吸い、息を止めて、うーーーーーんと目をあけて押し出す!

(途中、チョキンとはさみで切られた音がした。これが会陰切開か)

このいきみを7回くらい続けただろうか。

途中先生は、言っていた

「俺ほとんどひっぱってないよ、自分の力だけで出してるよ~」

(そりゃそうだ!残っている私の最後の底力なのだから・・・早く終わりたい!!その一心で・・・)

そして、とうとう

でた

「12月3日、午前10時44分、3352g、男の子」

この時間は10分程度だった。あっという間。

先生に洗ってもらっている我が子を、意識もうろうと見ていた私。

その間、助産師さんがお腹をおして胎盤をだしていたけれど、その後はもう、まかせっきり。切開したところを縫ったり、体を拭いてもらったり。

出産が終わったら「感動する」とか、「すっきりする」とか「涙が出る」とか色々と聞いていたけれど・・・

とにかく、「終わった・・」としか思えなかった私。

そんなこんなで、私の出産は終わった。

なにやら羊水が濁っていたらしく、我が子は早々と小児科で診察することになり、カンガルーケアもないまま行ってしまった・・・

後でわかったけど、お腹の中のあかちゃんは、苦しいとお腹の中でウンチをしてしまうらしい。

それで羊水が濁ってしまったんだとわかった。

感染症の疑いがあるかも。とのことで点滴をするため4日間小児科へ入院となったのだった・・・。

私も苦しかったけど、お腹の中の赤ちゃんも苦しかったんだな。

お産は、母と子の共同作業だと聞いていたけれど、私が苦しかった間、我が子もそりゃあ苦しかったのであろう。

そう思うと、切ないような・・・

でも、とても愛しく思いました。

以上です。

母子手帳には分娩時間25時間と記載されております。

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